エビとゴキブリはアレルギー的に同じ!? 交差反応性の可能性
中国南部の都市部と農村部の就学児1万861人を対象に、食物アレルギー有病率の違いを症例対照研究で検討した。 その結果、エビに対するアレルギー有病率は農村部より都市部で高かった(P<0.001)が、エビおよびゴキブリへの感作率は都市部の方が低かった(いずれもP<0.001)。農村部の小児で、エビIgE抗体とイエダニIgEおよびゴキブリIgE抗体に有意な相関が認められ、ゴキブリアレルゲンはIgE抗体の結合阻害率がイエダニアレルゲンより有意に高かったという。 ...
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