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広域抗菌薬で小児呼吸器感染症の転帰不良に

2018年1月25日  Journal of the American Medical Association

小児急性呼吸器感染症に対する広域抗菌薬と狭域抗菌薬の効果を比較する目的で、医師による臨床転帰を評価した2472例の前向きコホート研究と患者中心の転帰を評価した3万159例の後ろ向きコホート研究を実施した。 その結果、狭域抗菌薬に比べて広域抗菌薬は、診断14日後の治療失敗率を改善せずにQOLをわずかに低下させた。一方、安全性に関しては、広域抗菌薬の使用が医師および患者報告有害事象リスク上昇と関連していた。 ...