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運動介入の認知症予防効果はエビデンス不十分

2018年1月26日  Annals of Internal Medicine

認知機能障害のない成人に対する運動介入が、認知機能の低下や認知機能障害、アルツハイマー型認知症を予防するかどうかを、16試験のシステマティックレビューで検証した。 その結果、有酸素運動、レジスタンストレーニング(筋トレ)、太極拳の認知機能改善効果、さらに全ての運動介入が示す認知症予防効果はエビデンスが不十分だった。なお、エビデンスレベルは低いが、運動や食事、認知トレーニングを含む多領域介入には、認知機能転帰の改善効果が認められた。 ...