早産児の臍帯結紮、遅くてもリスク差なし
2018年1月26日
New England Journal of Medicine
在胎30週未満で生まれた早産児1634例を対象に、臍帯結紮の分娩後60秒以降の遅延施行と10秒以内の即時施行のリスクを比較した(APTS試験)。 その結果、主要複合評価項目(36週時での死亡、重度の脳損傷や未熟児網膜症など重大な有病状態)の発生率は遅延施行37.0%、即時施行37.2%と有意差は認められなかった(リスク比1.00、95%CI 0.88-1.13、P=0.96)。また、慢性肺疾患および他の重大な疾患の罹患においても有意差は認められなかった。 ...
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