水泳競技のエリート選手101例、非エリート選手107例、水泳以外の競技者38例、対照50例を対象に、水泳競技者の鼻炎有病率とQOLへの影響を検証した。 その結果、鼻炎有病率はエリート水泳選手が45%で、非エリート水泳選手の31%、水泳以外の競技者の32%、対照の24%に比べて有意に高かった。鼻炎の内訳を見ると、アレルギー性鼻炎は全群で同等、非アレルギー性鼻炎はエリート(33%)と非エリートの水泳選手(22%)で有意に高かった。さらに、miniRQLQスコアで評価したQOLは、水泳選手で有意に低下していた。 ...
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