症候性LPRは下咽頭Sep70/ペプシン比が158未満
2018年1月30日
Surgical Endoscopy
標準的な咽喉頭逆流症(LPR)7例と症候性のLPR患者105例を対象に、下咽頭に発現するペプシンとSep70の評価の、LPR診断における意義を検討した。対象はいずれも、下咽頭生検およびマルチチャンネル管腔内インピーダンス(HMII)を用いた経鼻内視鏡検査を受けていた。 検討の結果、標準LPR群に比べ、症候性LPR群ではペプシンの発現のみが有意に高く、Sep70/ペプシン比が有意に低かった。LPR診断におけるSep70/ペプシン比のカットオフ値は158未満と推算された。 ...
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