敗血症の診断はSIRS基準、死亡予測はqSOFAで
ICU以外の敗血症患者に対する簡易版臓器不全評価(qSOFA)と、全身性炎症反応症候群(SIRS)基準の有用性を比較するため、研究10件(対象計22万9480例)のメタ解析を実施した。 その結果、敗血症の診断感度はSIRS基準の方が優れていた(異質性100%、P<0.0001)。ROC曲線下面積を比べた研究6件では、院内死亡率の予測因子としてqSOFAの方が優れていた(同48%、P=0.002)。 ...
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