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大腸癌術後マーカーにCRPが有用

2018年2月5日  Surgical Endoscopy

無作為化試験(LAFA試験)に参加した遠隔転移のない大腸癌患者のサブグループ79例を対象に、術後合併症マーカーとしてのCRP値の有用性を開腹手術と腹腔鏡手術で比較した。 その結果、CRP値は両群で術後に上昇したが、腹腔鏡群の非合併例では手術24時間後と72時間後の値が開腹手術群に比べて有意に低かった。また、重度合併症例の値に群間差は見られなかった。著者らは、CRP値が開腹と腹腔鏡の両方で術後合併症マーカーとして適用され得るとした...