人工内耳移植後、約1割でめまい―手技による差はなし
2018年2月6日
The Laryngoscope
人工内耳移植に関する46の研究を対象に、3つのメタ解析で術後の自覚的めまいのリスクと前庭受容体の障害度等を検証した。 その結果、術後にめまいの有意な増加が確認され、眼振記録法と前庭誘発筋電位検査により前庭受容体機能の顕著な障害が認められた。術後のめまいは患者の9.3%で報告され、手術時の患者年齢に依存して増加した。 なお、蝸牛開窓法による移植は正円窓刺激法に比べ、術後めまいが有意に増加したが、前庭への影響は同等だった。 ...
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