2011-15年の米国コミュニティー調査(ACS)に登録された45歳以上の721万535人を対象に、自己報告による重篤な感覚障害の有病率を推算した。 その結果、重篤な視覚障害、聴覚障害、視覚・聴覚重複障害の有病率は順に2.8%、6.0%、1.6%で、加齢に伴い上昇し、先住民で有意に高値だった(P<0.001)。さらに、年齡を問わず重篤な重複障害を有する群は感覚障害がない群に比べ、認知障害、自立生活困難、セルフケア困難、自由歩行困難との関連が大きかった(全てP<0.001)。 ...
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