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喘息増悪予測因子の3パターン特定、日本の全国的研究

2018年2月8日  Allergy

致死的な増悪歴のある日本の喘息患者190例を対象とする前向き研究を基に、致死的増悪の予測因子をクラスタ解析で検証した。 その結果、視覚的アナログ尺度により、以下の3つのパターンに分類された。 (1)発作後7.4時間以内の増悪、喫煙、若・中年の低BMIなど (2)48時間以内の増悪、中年以上、呼吸困難感の知覚不良など (3)10日以上の緩徐な悪化、喫煙、呼吸困難感の高度な知覚など これらのことから、致死的喘息増悪を抑制するため、パターン別の管理の必要性が示唆された。...