新規クラス降圧薬の上乗せでSBP改善、SPRINT
2018年2月8日
British Medical Journal
収縮期血圧(SBP)への介入研究であるSPRINTに登録された高血圧患者9092例を対象に、現レジメンへの新規クラス降圧薬の上乗せ効果を操作変数解析で検証した。対象は、糖尿病や脳卒中の既往はなかったが、心血管リスクは高かった。 検証の結果、新規クラス降圧薬の上乗せはSBPを14.4mmHg低下させ(95%CI -15.6--13.3mmHg)、臨床的意義が示された。また、主要心血管イベントの絶対リスクも62%低下させた(95%CI -10.9--1.3)。なお、降圧薬上乗せと有害事象の関連は示されなかった。...
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