運動プログラムは高齢者のフレイルを予防せず
2018年2月9日
Annals of Internal Medicine
米国で多施設単盲検無作為化試験を実施し、フレイルに対する運動プログラムの効果を検討(LIFE試験)。対象者は、機能障害を有する地域在住高齢者1635例を、体系的中等度運動プログラム(有酸素運動、レジスタンス運動、柔軟運動)介入群と、健康教育プログラム(ワークショップとストレッチ)群に割り付けた。 24カ月間実施した結果、両群のフレイルリスクに有意差は認められなかった。ベースラインのフレイル状態は、重度の運動機能障害リスク減少に対する運動の効果に影響を及ぼさなかった。...
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