悪性前立腺癌の発症年齢、SNPに基づくスコアが予測
2018年2月9日
British Medical Journal
国際PRACTICALコンソーシアムの参加者3万1747例のデータから、悪性度の高い前立腺癌の発症年齢を予測する多遺伝子ハザードスコアを開発した。 男性6411例から成る検証コホートで、54の一塩基多型(SNP)に基づくハザードスコアが高悪性度癌の診断時年齢の有意な予測因子であることが示された(z=11.2、P<10-16)。高スコア例(>98パーセンタイル)の高悪性度癌リスクは、平均スコア例(30-70パーセンタイル)の2.9倍だった(95%CI 2.4-3.4)。多遺伝子スコアの上昇に伴い、前立腺特異抗原(PSA)検診の陽性適中率も上昇した。...
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