蜂毒への無症候性感作者77例、急性全身アレルギー反応患者85例、蜂毒免疫療法(VIT)患者61例を対象に、蜂毒耐性を予測する血清マーカーを好塩基球活性化試験(BAT)により探した。 その結果、蜂毒免疫療法を受けたVIT群では蜂毒特異IgG4(sIgG4)値が96倍高く、蜂毒特異IgE(sIgE)との比は一貫して低かった。蜂に刺されてから4週後のsIgEとsIgG4の値は、VIT群でのみ上昇せず、安定していた。また、VIT有効性のモニタリングはスズメバチ毒アレルギーにおいてのみ可能だった。 ...
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