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乳癌のマンモ検診と治療の効果、分子サブタイプで寄与に差

2018年2月13日  Journal of the American Medical Association

30-79歳の米国人女性の年齢調整データを基に、マンモグラフィー検診と治療の進歩による乳癌死亡抑制効果を、エストロゲン受容体(ER)、ヒト上皮成長因子受容体2(ERBB2)の発現タイプ別でシミュレーションモデル研究を用いて検討した。 その結果、2012年の非介入時推定値に対する全乳癌死亡抑制率は49%で、寄与割合はマンモ検診37%、治療効果は63%だった。また、寄与割合は分子サブタイプで異なり、ER+/ERBB2-で36% vs. 64%、ER+/ERBB2+は31% vs. 69%、ER-/ERBB2+は40% vs. 60%、ER-/ERBB2-では48% vs. 52%だった。...