気管支肺アスペルギルス症へのイトラコナゾール、効果は劣るが安全
急性期アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)を合併した喘息患者131例を対象に、イトラコナゾールとプレドニゾロンの有効性と安全性を無作為化試験で比較した。 その結果、複合免疫応答が見られた患者の割合は、プレドニゾロン単剤群の方がイトラコナゾール単剤群よりも有意に高かった(100% vs. 88%、P=0.007)。一方、治療後1年および2年後に増悪した人数や増悪までの期間、6カ月後の肺機能は両群で差がなかった。また、副作用の発生は、プレドニゾロン単剤群の方が有意に多かった(P<0.001)。 ...
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