遺伝的肥満リスク高いほど食生活で減量可能

女性看護師8828人と男性医療従事者5218人を対象に、体重の変化に対して健康な食生活と肥満の遺伝的リスクがどのように影響するかを前向きコホート研究で検証。食事は代替健康食指数（AHEI）、高血圧予防改善食指数（DASH）、代替地中海食指数（AMED）を用いて評価した。 その結果、男性、女性ともにAHEIに順守した食生活をするほど、遺伝的リスクと肥満の関連性は弱くなることが分かった。男女合わせた結果でも遺伝的リスクが10リスクアレル増加するに当たって、4年ごとのBMI変化はAHEI-2010スコア低値群で0.07、高値群－0.01だった。また、体重変化は0.16kg、－0.02kgだった。なお、同様の相互関係がDASHには見られたが、AMEDでは見られなかった。 ...