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急性胆嚢炎での胆嚢摘出、英国では少ない

2018年2月15日  Surgical Endoscopy

米国と英国の全国行政記録データを用いて、急性胆嚢炎の治療パターンを観察研究で比較検討した。 その結果、急性胆嚢炎に対する緊急胆嚢摘出術の実施率は米国52.7%、英国15.7%だった。腹腔鏡手術は米国が82.8%で、英国の37.9%に比べて有意に多かった(P<0.001)。 また、胆管損傷は英国が0.83%で米国の0.43%に比べて有意に多かった(P<0.001)。英国では緊急胆嚢摘出術を実施しなかった患者の40.5%が胆嚢炎で再入院し、14.5%がその他の胆管合併症で入院していた。...