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肥満手術で全死亡率が半減

2018年2月15日  Journal of the American Medical Association

イスラエルの国民54%をカバーする大規模コホート研究で、肥満患者3万3540例を対象に、肥満手術(腹腔鏡下胃バンディング術、ルーワイ胃バイパス術、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)と非手術治療の全死亡率との関連を検証した。対象とした肥満患者3万3540例のうち、肥満手術を受けた患者は8385例だった。 検討の結果、全死亡率は手術群1.3%、非手術群2.3%、調整ハザード比は2.02(95%CI 1.63-2.52)だった。手術群の死亡は、非手術群と比べて絶対差で1000人年当たり2.51(95%CI 1.86-3.15)少なかった。...