SIIIの膵管腺癌予後予測はビリルビン値に依存
2018年2月16日
Annals of Surgery
切除可能な膵管腺癌患者590例を対象に、免疫炎症の指数であるSystemic-Immune-Inflammation Index(SIII)の予後的意義を後ろ向きコホート研究で検証した。 その結果、SIIIが900超(ハザード比2.32)、リンパ節転移率(LNR、同3.75)、腫瘍マーカーCA19-9>200kU/L(同1.62)が独立した癌生存予測因子だった。ただし、ビリルビンが200μmol/Lを超える患者では、SIIIの予測の有意性が認められなかった。...
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