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MGUS、IgM型で高い進行リスク

2018年2月20日  New England Journal of Medicine

米国で、意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症(MGUS)患者1384例の長期追跡調査を実施した(中央値34.1年)。主要評価項目は、多発性骨髄腫または別の形質細胞性疾患、リンパ性疾患への進行だった。 その結果、血清FLC(遊離L鎖κ/λ)比異常と血清M蛋白高値の危険因子がある場合、20年の進行リスクは、IgM型MGUS患者で55%、非IgM型MGUS患者で30%だった。MGUS患者の生存期間は、年齢と性別をマッチさせた対照群の期待値よりも短かった(中央値8.1年vs. 12.4年、P<0.001)。 ...