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動脈瘤性くも膜下出血の転帰予測モデルを開発

2018年2月21日  British Medical Journal

くも膜下出血国際データベース(SAHIT)の脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者1万936例のデータを基に、くも膜下出血の転帰予測モデルを開発し、妥当性を検証した。主要評価項目はグラスゴー転帰尺度による3カ月後の死亡または機能的転帰とした。 検討の結果、年齢、高血圧の既往、入院時の神経学的重症度によるコアモデルでAUC 0.80、神経画像所見を加えたモデルでAUC 0.81、さらに治療法も加えたフルモデルでAUC 0.81で、いずれも機能転帰予測で優れた識別能が認められた。 ...