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カンナビジオール、レノックス・ガストー症候群の発作を減

2018年2月22日  Lancet

抗てんかん薬抵抗性のレノックス・ガストー症候群患者171例を対象に14週間の無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施し、転倒発作(drop seizures)に対するカンナビジオールの有効性と安全性を検討した(GWPCARE4試験)。 その結果、転倒発作発現頻度のベースラインからの減少率中央値は、カンジビジオール群で43.9%、プラセボ群で21.8%だった。また、14週間の治療期間中の推定平均差は-17.21で、カンナビジオール群で有意に少なかった(P=0.0135)。下痢、傾眠、発熱、食欲不振、嘔吐などの有害事象が見られたが、いずれも軽度ないし中等度だった。 ...