BNP値が肺動脈性肺高血圧症の転帰を予測

米国のREVEALレジストリに登録された肺動脈性肺高血圧症（PAH）患者1426例を対象に、脳性ナトリウム利尿ペプチド（BNP）値の5年全生存予測能を検討した。 その結果、ベースラインのBNP値が340pg/mL超の患者は、340pg/mL以下の患者に比べて死亡リスクが有意に高かった（ハザード比3.6、95％CI 3.0-4.2）。登録1年後のBNP値の減少は死亡リスクの低下と、BNP値の増加は死亡リスクの上昇とそれぞれ関連していた。 ...