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腹腔鏡下大腸癌切除、開腹への移行が減少

2018年2月23日  Surgical Endoscopy

2011-15年に大腸癌を切除した患者(結腸癌2万3044例、直腸癌1万1324例)のデータを基に、腹腔鏡下手術から開腹手術への移行状況を調査した。 その結果、開腹手術への移行率は、結腸癌で2011年の11.8%から2015年には8.6%に、直腸癌で同13.0%から8.0%に低下していた。腹腔鏡使用率は結腸癌で同55%から84%に、直腸癌で同49%から89%に増加していた。腹腔鏡下手術への移行による影響は、結腸癌での合併症に関連したが、いずれの癌でも死亡への関連は示されなかった。...