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初発翼状片切除後の再発率に人種差

2018年2月27日  Cornea

初発翼状片切除術を施行した患者を対象に、人種や民族、手術手技、外科医の研修レベルが再発率に及ぼす影響を後ろ向きレビューで評価した。 その結果、再発までの平均期間は4.4カ月で、人種間に差はなかった。再発率は白人13%、ヒスパニック系28%、黒人33%、アジア人0%と人種間で差がみられた(P=0.049)。12カ月経過以降、羊膜移植後の再発率が結膜自家移植後に比べヒスパニック系(75% vs. 30%、P=0.002)と黒人(100% vs. 42%、P=0.001)で高かった。性別、移植部の固定法(接着剤および縫合)および外科医の研修レベルによる再発率の差はみられなかった。 ...