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大腸ポリープ切除後遅発性出血、危険因子特定

2018年2月27日  Surgical Endoscopy

韓国の内視鏡的大腸ポリープ切除8175件(患者3887例)を対象に、術後の遅発性出血の発生率と危険因子を前向き研究で検討した。 133例(3.4%)に遅発性出血が発生し、そのうち43例(1.1%)が大出血、39例(1.0%)が切除後24時間以降に発生する晩期遅発性出血だった。ポリープ数を基にした多変量解析の結果、50歳未満(オッズ比 2.10)、アスピリン使用(同2.78)、ポリープの大きさ>10 mm(同2.45)が遅発性大出血の危険因子、50歳未満(同2.6)と即時出血(同3.3)が晩期遅発性出血の有意な危険因子だった。 ...