術後1年以上経過観察した中国人慢性副鼻腔炎(CRS)患者246例を対象に、慢性副鼻腔炎のエンドタイプと治療成績の関連を検討した。 クラスター分析の結果、7つのエンドタイプが明らかになった。クラスター1(13.01%)は鼻茸を伴う好酸球性CRSに相当し、重症度が高く、治療困難例の割合が最も高かった。クラスター3(7.31%)と6(21.14%)は、中等度ないし重度の好中球性炎症が起こり、IL-8レベルが上昇するもので、治療困難例の割合が高かった。クラスター5(4.07%)には治療困難例は認められず、クラスター7(24.39%)は最も重症度が低く、治療困難例の割合が低かった。 ...
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