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世界の癌5年生存率、国ごとに格差

2018年3月1日  Lancet

71カ国の施設が参加する癌生存率に関する国際共同研究(CONCORD-3)で、2000-14年の間に癌と診断された3751万3025例の記録を分析し、推定5年生存率を算出した。 その結果、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンが最も高い生存率を維持していた。消化器癌生存率は東アジアで最も高く、韓国では胃癌68.9%、結腸癌71.8%、直腸癌71.1%、日本は食道癌36.0%、台湾では肝臓癌27.9%だった。一方で、同地域の悪性黒色腫、悪性リンパ腫、骨髄性悪性腫瘍の生存率は他の地域よりも低かった。 ...