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学校の屋外活動症例プログラム、近視進行抑制に効果あり

2018年3月2日  Ophthalmology

近視予防のため台湾の学校で実施している屋外活動促進プログラムの有効性を、16校(児童639人)を対象とした多地域クラスター無作為化比較試験で調査した。 その結果、介入群(最大11時間/週の野外活動を奨励)では対照群に比べ、近視化および眼軸伸長の割合が有意に少なく(0.35D[ディオプター] vs. 0.47D、P=0.002;0.28mm vs. 0.33mm、P=0.003)、急速な近視進行のリスクが54%低かった(オッズ比0.46、95%CI 0.28-0.77、P=0.003)。 ...