乾癬管理、患者主導で高い満足度

全身療法でコントロール良好な乾癬患者150例を対象に、年1回の診察以外は必要に応じて患者が自発的に受診する自発受診（patient-initiated care consultations：PICC）群と12-16週間ごとに受診する定期受診群の治療効果を前向き無作為化比較対照試験で比較した。 52週時のQOL評価指標（DLQI）および重症度指標（PASI）に統計学的有意差はなかった。受診回数は自発受診群が定期受診群に比べて63.1％有意に少なかった（P＝0.001）。患者のアドヒアランスと治療モニタリングの安全性は両群で同等だった。QOLおよび健康満足度は自発受診群で高かった。 ...