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難民受け入れ地域で外科治療環境の不備

2018年3月6日  Annals of Surgery

レバノンで外科治療を提供する129施設を対象に、外科手術許容能力の全国的横断分析を実施した(SCAR試験)。 その結果、人員、インフラ、手順、機器、備品を基に算出したPIPES指数中央値は10.98だった。62%で焼却炉、36%で検査済みの輸血用血液製剤、16%でICU、5%でCT装置、12%で持続的外部電源供給が不足していた。公立病院は私立病院と比べPIPES指数が低かった(10.48 vs. 11.11、P=0.022)。地理的に見ると、難民が最も集中している行政区域でPIPES指数が最も低かった。 ...