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壊疽性膿皮症の新診断ツール「PARACELSUS」

2018年3月8日  British Journal of Dermatology

下肢の壊疽性膿皮症60例と静脈性下腿潰瘍50例の病歴と画像をもとに新たな壊疽性膿皮症診断ツールが開発された。 壊疽性膿皮症患者の98.3%で見られた「急速な進行」、「適切な鑑別診断なし」、「赤紫色の創辺縁」の3項目を大基準、「61-95%で見られた免疫抑制薬による改善」、「不整形の潰瘍」などを小基準、「最大60%で見られた病理組織学的検査での化膿性炎症」、「穿堀性の創縁」などを追加基準とした。総スコア10点以上で壊疽性膿皮症の可能性が高く、壊疽性膿皮症と静脈性下腿潰瘍が鑑別された。この診断ツールはPARACELSUSと命名された。 ...