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tisagenlecleucelがALLに高い寛解率

2018年3月8日  New England Journal of Medicine

再発または難治性CD19陽性B細胞性急性リンパ性白血病(ALL)の小児および若年成人患者75例を対象に国際多施設共同第II相試験を実施し、tisagenlecleucelによる抗CD19キメラ抗原受容体T細胞療法(CAR-T療法)を評価した。 3カ月以内の全寛解率は81%で、微少残存病変は奏効した全例で陰性だった。6カ月時の無イベント生存率は73%、全生存率は90%、12カ月時はそれぞれ50%、76%だった。グレード3/4の有害事象が73%で出現し、サイトカイン放出症候群が77%、神経学的イベントが40%に見られた。毒性は一過性のものだった。 ...