新規β3作動薬vibegron、過活動膀胱に有効

日本の過活動膀胱患者1232例を対象に無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施し、選択的β3アドレナリン受容体作動薬vibegronの有効性と安全性を評価した。 その結果、主要評価項目の12週時の平均排尿回数と副次的評価項目の尿意切迫感および切迫性尿失禁は、vibegron群でプラセボ群よりも有意な改善が認められた。vibegron 50mgおよび100mg投与群の有害事象発現率はプラセボ群とほぼ同じで、イミダフェナシン群よりも少なかった（それぞれ7.6％、5.4％、5.1％、10.3％）。 ...