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NFL選手の死亡率は本当に低いのか

2018年3月9日  Journal of the American Medical Association

1982-92年にデビューした元全米プロフットボールリーグ(NFL)選手3812名を対象に、NFLでのキャリアと引退後の死亡リスクの関連を後ろ向きコホート研究で検討。2016年12月31日まで追跡調査した。 その結果、正規のNFL選手(在籍期間中央値5シーズン)、1987年のストライキ時に臨時で採用された代替選手(同1シーズン)の死亡率はそれぞれ4.9%、4.2%だった。これまでにNFL選手の死亡率が低いことを示した研究結果があるが、代替選手に対する正規選手の調整死亡率のハザード比は1.38で、有意差はなかった。 ...