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カナグリフロジン、心不全入院少ない

2018年3月12日  British Medical Journal

米国で2型糖尿病患者を対象に後ろ向きコホート試験を実施し、SGLT-2阻害薬カナグリフロジンの心血管安全性を糖尿病治療薬3剤と直接比較した。 その結果、各薬剤と比較したカナグリフロジンの心不全による入院ハザード比はDPP-4阻害薬、GLP-1作動薬、SU剤と比べて低かった(各0.70、0.61、0.51)。複合評価項目に規定した心筋梗塞または脳卒中による入院のハザード比は、順に0.89、1.03、0.86と同程度のリスクだった。...