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上部尿路上皮癌、尿管鏡下生検の誤評価リスク

2018年3月12日  The Journal of Urology

進行性腫瘍の術前予測因子を明らかにするため、上部尿路上皮癌患者314例を対象に後ろ向きレビューを実施し、尿管鏡下生検と外科病理診断での悪性度およびステージ分類の乖離を検討した。 その結果、高齢および生検で高悪性度および上皮下結合組織浸潤所見が得られたことが最終病理での筋層浸潤評価と独立して関連した。生検所見で低悪性度と評価された患者の51%が、手術時の病理診断では悪性度が上がった。尿細胞診が陽性の場合、外科病理診断で悪性度が上がるリスクが高くなったが、統計的な有意差は示されなかった。 ...