角膜移植の有害事象、従来より高発現

ニュージーランドで2000-09年に施行した全角膜移植996例（全層角膜移植834例、深層層状角膜移植73例、デスメ膜剥離角膜内皮移植28例など）のうち、詳細データが得られた941例で安全性を評価した。 術中有害事象の発生率は12.4％で、高硝子体圧（6.3％）が最も多かった。術後有害事象は眼圧上昇（21.3％）、移植片拒絶反応（29.8％）、縫合関連合併症（30.1％）などだった。従来の報告より有害事象の発生頻度が高いことが明らかになった。 ...