医療記録に2回以上の喘鳴発現の記録があり、早期喘息診断インデックス(API)の大項目1つまたは小項目2つ満たす小児62例(中央値2.3歳)を対象に、喘鳴発現の頻度と間隔から喘息が診断できるかどうかを検討した。 その結果、中央値11.3歳までの追跡期間中に計198回の喘鳴発現が観察された。喘鳴の間隔は81%が3年以内で、そのうち60%が1年以内であった。喘鳴発現の間隔が1年以内と1-3年の喘息児の間で既知の喘息危険因子を比較したところ、ほぼ同じであることが分かった...
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