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オピオイド処方で肺炎リスク増加

2018年3月19日  Annals of Internal Medicine

侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)患者1233例とマッチさせた対照者2万4399例を対象に、症例対照研究でオピオイド鎮痛薬使用とIPDリスクの関連を検討した。 その結果、オピオイドの使用はIPD患者群で対照群に比べ多かった(調整オッズ比1.62)。また、オピオイドの特性として長時間作用型(同1.87)で、効果が強く(同1.72)、モルヒネ換算50-90の高用量(同1.75)だった場合、IPDとの関連性が強く認められた。IPDを肺炎と非肺炎に分けて別々に解析した場合でも同じ結果が確認できた。 ...