腹壁ヘルニア修復にロボット支援が有用か
2018年3月20日
Surgical Endoscopy
腹壁ヘルニア修復術を施行した患者215例を対象に、ロボット支援術と標準的な腹腔鏡下手術の安全性と転帰を後ろ向きレビューで比較した。 ロボット支援術は腹腔鏡下手術に比べ、再発率および外科的手術部位発生率が有意に低かった(各P<0.001)。この結果には、ロボット支援術の一次筋膜閉鎖率が高いことが寄与した可能性が推察されたが、ロボット支援術の対象の方がベースラインのBMIが低く、併存疾患も少ないことが指摘された。 ...
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