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癌合併のVTE、エドキサバンがダルテパリンに非劣性

2018年3月20日  New England Journal of Medicine

癌合併の静脈血栓塞栓症(VTE)患者1046例を対象に、エドキサバンの欧州の標準治療薬であるダルテパリンに対する非劣性を検証した(Hokusai VTE Cancer試験)。 その結果、主要評価項目である1年時までのVTE再発または大出血の発生率はエドキサバン群12.8%、ダルテパリン群13.5%でエドキサバンの非劣性が示された(ハザード比0.97、非劣性のP=0.006、優越性のP=0.87)。また、VTE再発率はエドキサバン群7.9%、ダルパテリン群11.3%で、大出血はそれぞれ6.9%と4.0%だった。 ...