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GCIPLとRNFL菲薄化で緑内障発症を予測可能か

2018年3月20日  Ophthalmology

原発性開放隅角緑内障患者136例(231眼)を対象に、黄斑部の神経節細胞-内網状層(GCIPL)および乳頭周囲網膜神経線維層(RNFL)の菲薄化の進行と視野障害の関係を前向き試験で検討した。 その結果、GPAで視野障害進行を示す「likely」および「possible」のハザード比は、RNFL菲薄化が進行しているとそれぞれ3.48、2.74、GCIPL菲薄化が進行していると3.66、2.54だった。GCIPLおよびRNFL菲薄化は相互に発症の高危険因子だった。視野障害の進行はGCIPLおよびRNFL菲薄化進行の危険因子ではなかった。 ...