成人のアトピー性皮膚炎(AD)有病率を推定するため、ウェブベースの国際横断調査を実施した。ADの診断には改変UK Working Party/ISAAC基準およびAD診断歴の自己申告、重症度の評価には患者自身によるAD評価スコア、湿疹評価スコアなどを用いた。 その結果、成人ADの点有病率は、米国4.9%、カナダ3.5%、EU 4.4%、日本2.1%だった。有病率は一般的に女性よりも男性の方が低く、年齢と共に低下した。重症AD患者の割合は、軽症または中等症AD患者の割合よりも低かった。...
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