肺癌リスクを予測するCOPDの臨床的特徴

米国で10-pack years以上の喫煙者を対象に、肺癌リスクを予測する慢性閉塞性肺疾患（COPD）の臨床的特性をコホート内症例対照研究で検証した。 その結果、FEV1/FVC低下（10％低下ごとのオッズ比 1.28、95％CI 1.12-1.46）、画像検査での気腫重症度（非検出と軽度進行での同 2.31、1.41-3.86）、試験登録前の呼吸悪化（イベント数増加ごとの同1.39、1.04-1.85）が肺癌リスクと関連し、肺癌の独立予測因子であることが示唆された。 ...