論文データの再利用環境はまだ不十分

British Medical Journal誌とPLOS Medicine誌に掲載された無作為化比較試験37件を対象に、データの利用可能性（data availability）を検討した。 その結果、データの利用可能性の定義を満たしていた試験は17件（46％、95％CI 30-62％）で、そのうち主要評価項目の結果が完全に再現されていたのは14件だった。確固としたデータ共有ポリシーを掲げる2誌でもデータ利用可能性が不十分であることが示唆された。 ...