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妊娠初期甲状腺障害、児の学業成績と関連なし

2018年3月26日  British Medical Journal

英国で、妊娠初期の甲状腺障害が出生児の学業成績に及ぼす影響を大規模縦断的コホート研究で検討(ALSPAC研究)。妊娠第1期の検体が入手できた母子4615組を対象とした。 検討の結果、妊娠第1期の遊離サイロキシンおよび甲状腺刺激ホルモンが就学時評価および就学時から16歳までの全国学力テスト(SAT)のスコアに臨床的意義のある影響を及ぼすことを裏付けるエビデンスは認められなかった。甲状腺機能障害のある母親の児の中等教育修了試験(GCSE)合格科目数および科目ごとの成績(grade)は、甲状腺機能が正常な母親の児と同等だった。...