甲状腺摘出後の音声改善術、長期転帰を比較
2018年3月28日
The Laryngoscope
甲状腺摘出による片側声帯麻痺62例を対象に、反回神経再建術(19例)と声帯内注入喉頭形成術(43例)の発声機能の長期転帰を前向き研究で比較した。 その結果、術後12カ月で両群ともに発声機能に統計学的有意な改善を示し、24、36カ月後も発声機能を維持した(P<0.05)。ただし、36カ月時の発声機能の転帰は、反回神経再建群の方が声帯内注入喉頭形成術よりも優れていた(P<0.05)。...
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